堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

子供たちにピアノを教えている方の多くは、
子供が落ち着きがなく思うようにレッスンできずに困っているのではないでしょうか。

そこで本日は、
「子供のピアノレッスンに意識したい2つのこと」
についてお話しします。

先日
こんなお悩みメールをいただきました。


堀田先生

いつも楽しくメルマガを読ませていただいて
おります。

私は自宅で子供たちにピアノを教えております
Bと申します。

最近
小学校2年生の男子が
レッスンに通い始めたのですが、
その子のことで悩んでおります。

何かヒント
いただけたらと思いましてメールしております。

その小2の男子は
とてもおしゃべりで元気があるのですが
落ち着きがないのです。

30分間に、
何回か立ち上がり部屋の飾り物を触ったり
一つの練習や動作の途中で
やめてしまうことが多いのです。

心配になって
「ピアノに行くのは嫌がっていませんか?」
とお母様にお聞きすると
「ピアノ行く!と張り切ってますよ」
と言われまして、
本人はどうやら嫌ではないようなんです。

でも
私としては
せっかくレッスンに来てくれているのだから
少しでも彼のためになるレッスンをしたい
と思うのですが
なかなかうまくいきません。

どうしたらいいか
悩んでいます。

お忙しい所すみません。
何かヒントをお願いできますでしょうか。

Bより


ということなので
次のようにお返事しました。


Bさま

こんにちは。堀田です。

いつもメルマガをご購読ありがとうございます。

早速ですが
いただいた件についてお返事いたします。

小学生の低学年は
確かに集中力が短いですよね。

一般的には
小学校低学年のお子さんの集中力は
15分から20分程度
と言われています。

しかし
個人差もありますし
集中しやすい環境であるかどうか
ということも影響しますので
実際にはもっと短いと
私は体験的に考えています。

では
そのようなお子さんのレッスンに何を意識したらいいか。

それは
ある大切な2つのことなのですが
そのお話しをしたいと思います。

その1
「集中力に合わせて課題を用意する」

例えば
1つの課題を10分にします。

  • ソルフェージュを10分
  • 練習曲の練習を10分
  • 好きな曲の演奏や練習を10分

合計30分

集中力に合わせて
次の課題を取り組めるように
レッスンの課題や内容を数個用意します。

その2
「正当評価する」

課題に対して、
できた所はいっぱいほめてあげてください。

指導者としては
子供の成長を促すために
できていないところを注意しがちに
なるところですが、

ぜひ、できたところもたくさんほめて
彼らの自信につなげてあげていただけたらと思います。

以上
2つのことを意識してみてくださいね。

お役に立てましたら幸いです。

堀田


ということで、、、
今日は
お子さんのピアノレッスンの
お悩みにお答えしました。

音楽療法でも
対象者の集中力に合わせてプログラムを準備し
その日の状態に合わせてセッションをしています。

特に
お子さんの集団セッションでは
一人ずつの集中力の長さを
把握した上でプログラムを考えています。

そうすると
60分間のセッションでも
飽きることなく
セッションに参加できるのです。

この他にも
子供のピアノレッスンや音楽活動に
活かせるヒントについては
「障がい児の音楽療法1と2」でお話しします。
残席3名になりました。

この講座では

  • 発達障がいについて
  • 発達障がいが疑われる子供への対応方法
  • やる気を出させるコツ

などについて
詳しく解説いたします。

なので
ご自身のレッスンや活動に
自信を持つことができ、迷いがなくなります。

ぜひ
ご参加くださいね。
↓ ↓ ↓
音楽療法セラピスト養成講座
障がい児の音楽療法1

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子

「障がい児の音楽療法1」に参加された受講生の感想もお読みください。

※Fさま 女性(39才)神奈川県 ピアノ講師

発達障害の方達は、どんな世界を生きているのか知りたいと思いました。
知った上で、そういう特性を持った子供が、ピアノを弾くということが
どういうことなのか考えたいと思いました。

診断がつく段階にある人の個々の障がいの特徴について
わかりやすく知りすることができました。

障がいがあってもなくても、その人と対等に接するということが大切だと思いました。
グレーゾーンについてもっと知りたいと思います。

障がいとのボーダーなのか、スマホ育児や早期教育、ゲームや過刺激からくる弊害なのか、
多面的に対応できるようになりたいです。

この講座は、興味のあるテーマから順不同で受講できること。
休日の昼間なので、子供を預けて参加でき、平日の予定をやりくりせずに済むため
家族の予定をみながら、自分のペースで進めていけることがとても良いです。


※Tさん 女性(51才)栃木県 会社員

月2回幼児の通所支援事業所でセッションをさせてもらっています。
最近惰性でセッションしていて、基本的なことや新しい情報を確認しようと思い受講しました。

講座を受けながら、ああそうだったとか、
インプットしたらアウトプットすることの大切さ。

また参加者の方のセッションでの悩みを一緒に考え、
とても有意義な時間を過ごせました。

期待通りでした。

再々再受講ですが、何度受講しても
普段使っていない思考回路を刺激していただき、
また明日からやる気をもらっています。

しばらく間が空いてしまったの、先生にお会いするまでドキドキしていましたが、
先生のお顔を見てホッとしたのと同時に嬉しかったです。


※Hさん 女性(51才)愛知県 リトミック講師

自分のレッスンの癖や傾向に気づきたい。
再受講で初心に戻って勉強したいと思い受講しました。

自分がどう関わっていくかという軸をしっかり持つことと、
今クライアントに何が必要か見極めることの大切を再認識できました。

自分の癖や傾向に気づくことは自己理解の分野でしたね。

初めて受講する時は、遠方で交通費がかかるので待っていましたが、
受講してみて、交通費がかかっても受講する価値があるとわかりました。

また、
自分のペースで勉強が進められることと
堀田先生のエネルギッシュで楽しい講座にはまりました。

再受講でしたが、先生の講座が進化していて、
また私自身も成長していることもあり新鮮な気持ちで受講できました。
参加して良かったです。
ありがとうございました。


音楽療法セラピスト養成講座は、
今の仕事を続けながら、又は子育てしながら
どの講座からスタートしてもOKですし、修了期限もありません。

あなたにとって必要な講座が学べ、
受講する順番にも決まりはありません。

もちろん楽器が弾けなくても、
音楽を専門的に勉強していなくても学べます。

さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。

音楽療法セラピスト養成講座

ご参加お待ちしております。