堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

本日は音楽療法や音楽レクリエーションで使うオススメの楽器をを紹介します。

では早速その楽器について
お話しします。

1、楽器名「フレームドラム」


2、楽器形状

フレームドラムは
片面に叩く面がある太鼓です。

大きなタンバリン
とイメージしていただくと
わかりやすいでしょう。

しかし
タンバリンと違い
太鼓の枠に鈴はついていません。

3、楽器素材

打面の素材は、牛、山羊、魚、蛇、トカゲ
など様々あります。

枠は木材です。

4、楽器の大きさ

大きさはいろいろありますが
扱いやすい大きさは
12インチ(約30cm)のサイズ
オススメです。

5、演奏する際の注意

叩く際の注意は
打面の皮は破れやすいため
必ず素手で叩くようにします。

6、音色

この楽器は
世界で最古の打楽器とも
言われています。

叩く音は
民族楽器ならではの
神秘的な音色です。

聴き心地が良いと思います。

大きさが大きくなると
出る音色も低音になります。

7、活用方法

リーダー役の人が
フレームドラムを片手で持ち
クライアントさんに差し出して
素手で叩いてもらいます。

または
クライアントさん一人で
フレームドラムを持ったり
膝の上に乗せて
叩いてもらうこともできます。

8、適応する人

弱い力で叩いても
音が出て響きますので
力のない高齢者の方や
小さなお子さんに適しています。

私も
音楽療法のセッションで
使っておりますが
クライアントさんにも
「いい音が出る」「叩きやすい」
と好評です。

フレームドラムは
こちらから購入もできます。

フレームドラム

ということで
本日は音楽レクにオススメの
楽器をご紹介しました。

音楽療法、音楽レクで楽器を使う時に大切なこと

いろんな楽器を
音楽レクに取り入れることは
レクをより楽しくするためには大切です。

しかし
もっと大切なことは
「目的を明確にして楽器を活用する」
ということです。

目的を明確にして楽器を使うことで
クライアントさんへの指示や
サポートの仕方も迷いがなく
できるようになります。

そうすると
クライアントさんの反応も良くなり、
行動の変化も早くなるというわけです。

ぜひ
楽器を取り入れたプログラムを
行う際には
目的を明確にしてみてください。

しかし
そうはいっても
目的を明確にしたり
その目的に沿った楽器を選択するのは
簡単ではないかもしれません。

そんな場合には
音楽療法セラピスト®養成講座
「ソルフェージュと伴奏法」
の講座を活用ください。

クライアントさんの目的設定と
その目的に沿った楽器選び

についても詳しく紹介します。

適正な目的設定と楽器選びで
今の活動をより充実させてみませんか。

それでは
今日はこの辺で。

どうぞご自愛くださいませ。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子