- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
こんにちは、堀田です。
さて本日は「春の季節に必要な3つのこと」というお話しです。
春はスタートの季節です。
昨日あたりから、新入社員の真新しいスーツ姿を目にします。
私も3月に年度末の音楽療法のいろんな会議や反省会を終えて
今月からは新しいクライアントさんを迎えたりして
気分も新たに頑張ろうと思っているところです。
実際に
4月に入ったセッションでは
「この人、こんな反応してたかな?」
「こんな表情だったかな?」
というように
クライアントさんを改めて観察するようにしています。
また
音楽療法ではクライアントさん一人一人の治療目標を設定していますが、
4月から新しい治療目標になるので
セラピストはじめスタッフ全員の共通認識を確認しておく必要もあります。
スタッフといえば
4月はスタッフの人事異動もあったりもしますね。
新しいスタッフが入った場合は、
クライアントさんにも影響を与えますので、
新しくセッションに加わるスタッフとはコミュニケーションをとって
スタッフ間の信頼関係を構築しておきましょう。
それともうひとつ
3月の後半から4月にかけて
毎年クライアントさんたちが(特に高齢者)
セッション中に居眠りしたり、集中が散漫になってぼーっとしている方が増えます。
もしかしたら
寒い冬が終わり、芽吹く春をクライアントさんたちも感じてらっしゃるのかなと思っています。
確かに「春眠暁を覚えず」ですのものね。
そんな時のセッションは
無理せず体調に合わせてひとつのプログラムを短くして 休憩も入れながら実施するようにしています。
もしも
あなたがレクリエーションや音楽療法のセッションで同じようなことでお悩みでしたら
参考になさってみてくださいね。
とはいえ
私たちも気分がなんだか前向きになったり
体も動きやすくなる春です。
ずっとやりたいと思っていたことや
新しく始めたいことなどを
開始する絶好の季節です。
ぜひご自分のチャレンジをなさってみてくださいね。
ちなみに
音楽療法の学びを開始するには
音楽療法セラピスト養成講座がオススメです。
では、今日はこのへんで。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子