堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

過日
アロマテラピーと自然療法の専門誌の
「aroma topia」(アロマトピア)さんより
音楽療法の特集についてのお話をいただき
「高齢者施設における音楽療法」
を現場レポートさせていただきました。

aromatopia(アロマトピア) No.152 2019年2月号 【特集】音楽療法―音やリズムが持つ力

aromatopia(アロマトピア) No.152 2019年2月号 【特集】音楽療法―音やリズムが持つ力

ということで
本日はその内容を少しご紹介
したいと思います。

今回の特集では
ディサービス、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設
の特性や機能が違う3つのタイプの施設での
音楽療法を取り上げてレポートしました。

例えば
・ディサービスでの音楽療法
施設の特性:社会交流の場、楽しみの場、機能の維持や向上。
音楽療法の目的:社会性を重視した役割感を得られるプログラムの提供。
音楽療法の内容:合奏などを通して役割を感じる。自発性を高める会話や質問。
脳トレなどの認知予防的なプログラムなども取り入れる。

・特別養護老人ホームでの音楽療法
施設の特性:生活の場、終の住処(ついのすみか)。
音楽療法の目的:その人らしさを引き出し、豊かな生活を送るためのサポート。
音楽療法の内容:ストレス発散や残存機能の維持向上のための歌唱や楽器演奏。
コミュニケーションを引き出し、維持するための会話や歌唱など。

・介護老人保健施設での音楽療法
施設の特性:回復を目的としたリハビリの場。
音楽療法の目的:意欲向上、自発的な行動を増やす。
音楽療法の内容:リハビリに意欲を持てるようストレス発散や
気持ちの切り替えのための楽器演奏や歌唱など。

以上のように
音楽療法の目的や内容も
施設の特性に合わせて考えて
プログラムを組み立てています。

また
高齢者施設での音楽療法に
共通して言えることは

自発性を高めて
「自分でできることを増やす」

ということもあると思います。

詳しくは
aromatopia(アロマトピア) No.152 2019年2月号 【特集】音楽療法―音やリズムが持つ力
(堀田掲載ページ42、43)でご覧ください。

これからますます
期待される音楽療法。

もしも
あなたの大切な人や
周りの方々をサポートしたいと
思われているのでしたら
ぜひ
音楽療法を活用してみてください。

そのサポートに必要な
基本的な知識や方法については
音楽療法セラピスト®養成講座」で
詳しくお話しています。

楽器の演奏技術や音楽の専門知識は
問いませんので
どなたでも受講していただけます。

また
少人数制ですので緊張せずに
聞きたいことや疑問に思っていることも
直接講師に聞くこともでき
理解が深まります。

ぜひ
ご参加くださいね。
音楽療法セラピスト®養成講座

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子