堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
音楽療法とカラオケ

カラオケ好きな人って多いですよね?
私も好きですけど。

でも、
うちの父はかなり好きです。

だって、

自宅に自分専用のカラオケルームを作ってしまったんですもの(笑)。

先日も、父に電話したら電話に出ないんですよ。

数分後メールがきて

「さきほどは電話に出られず失礼しました。2階で仕事をしていたものですから」

 

なんの仕事?って聞いたら

「歌のレッスンです。」

 

あはははは、それ趣味でしょ?

あなた歌手だったっけ(笑)。

 

それくらい歌には魅力があるのだ(笑)。

 

我が家でもこれだけ人気のカラオケ。

人気になるには理由がある。

 

「歌」うことは

1、カラダと脳を使う。

歌詞を見て、文字と判断して、メロディーとリズムに合わせる作業は
脳をかなり使います。

2、音楽は情動に直接働きかける

音楽を聞くとすぐに動きたくなったり、思い出をおもいだして涙が出たりします。

これは、情動(ここでは感情と考えましょう)に直接働きかけるという特徴があるためです。

 

3、自己愛を満足させる

歌うことで、自分の存在を認めることができます。

「うまく歌えた〜。きもちいい〜」

「みんなにもほめられた。やったー」

 

4、ストレス発散できる

大きい声を出すことで、ストレスを発散できます。

 

とまあ、歌うことだけに関しても、こんなによいことがあるんです。

これだから

音楽はすごいんだよね。