堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

今日のお話しは
「音楽療法やレクで、認知症の方の参加意欲が高くなる選曲」
についてお話しします。

10月も終わりですが、
この季節は秋の歌を使って音楽レクや音楽活動を
される方も多いと思います。

ではここで、質問です。

その活動の中で選曲する時に
何か注意されていることはありますか?

例えば、、、

「秋の季節を感じられる曲にする」
「みんなが知っていそうな曲にする」

こんなところでしょうか。

もちろん
季節を感じられたり、
参加者が歌えそうな曲にすることはとても大切です。

でも
こちらがそのように考えて準備しても
参加者の反応がイマイチだったりすることありませんか。

参加意欲を高める選曲のポイント

次のことをプラスして
選曲するといいかもしれません。

選曲にメリハリをつける

例えば、
今の時期は秋ですので
「里の秋」と「村祭り」を選曲します。

ではなぜ
この2曲がメリハリがある選曲なのかを説明しましょう。

「里の秋」はゆっくりとした曲調です。
また歌詞の内容からも
晩秋の季節を味わうためには適しています。

そして
次に「村祭り」です。

この曲は
「ドンドンヒャララ、ドンヒャララ」という
歌詞が和太鼓や笛を想起させてくれますね。

また
シンプルなリズムの曲調ですので
自然に手拍子をしたくなる
体の動きを誘発する曲です。

まとめると、

静かな曲と元気のいい曲(動きを促す曲)を組み合わせた選曲、
つまり
メリハリがあるわけです。

また
「明るい曲調」と「暗い曲調」
とでメリハリをつけるのも良いです。

そのような選曲によって
参加者の方も飽きることなく
参加でき楽しい活動になります。

実は
参加者の意欲をあげるポイントは
選曲するコツのほかにも
まだまだあるんです。

その詳細については
音楽療法セラピスト®養成講座「高齢者の音楽療法1と2」でお話ししますね。

簡単なポイントを知ることで
参加者の意欲や集中がグーンと上がり
楽しい活動になります。

音楽療法セラピスト®養成講座は、
仕事を続けながら、子育てしながら
ムリなく学べ、修了期限もありません。

あなたにとって必要な講座だけを学ぶこともでき、
受講する順番にも決まりはありません。

楽器が弾けなくても、
音楽を専門的に勉強していなくても大丈夫です。

さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。

受講生の感想もお読みください。

※Tさま 女性(54才)群馬県 ピアノ講師

通信講座での内容よりも、
もっと具体的、実践的な内容を期待し受講しました。

堀田先生のお人柄のせいか大変詳しく、
いろいろな例を交えて説明していただいたので良かったです。

朝からびっしりと座学で結構大変でしたが、
詳しくいろいろと聞くことができたので良かったです。

同じ目標を持った受講生にもお会いできたので良かったです。

開催場所が自分のところからちょっと遠いので簡単にすぐ来れないのが残念です。


※Sさま 女性(47才)北海道 ピアノ講師

メール配信をしていただき、
親身な内容から堀田先生の講座を受けたいと思い受講しました。

わかっているつもりで理解していなかったこと。
言語化できるところまで理解して、初めて勉強がスタートできると感じ、
今後も頑張ろうという気持ちになりました。

とても気さくなお人柄で親近感を感じました。
お話も楽しくあっという間の1日でした。
実習も是非お願いいたします。

思い切って参加して良かったです。
ありがとうございました。


どんな現場にも対応できる
実践力を身につけるなら
「音楽療法セラピスト®養成講座」がオススメです。

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子