障がい児の音楽療法では、
目標設定がずれたままだと効果が出ない場合が少なくありません。

そこで本日は、
障がい児の音楽療法での目標設定のポイント
についてお話しします。

以前、10年間ほど
自閉症やダウン症のお子さんたちの
音楽療法を実践していました。

その時のお話をしたいと思います。

高機能自閉症の男子A君が
セッションに参加していました。

彼は
高機能自閉症なので
学校でもご家庭でも
それほど困ったことがないように
見えていました。

なので
彼の個別目標は
コミュニケーション能力のさらなるアップ
としました。

そんな彼ですが
セッションでは
「これでいいの?」とか「あってる?」
と私たちに確認をとるのです。

でも彼の行動は、
場面や課題に合っていましたので
「なぜそれほど確認したがるのか、
自信がないのか」
と不思議に思いました。

そして
その後、ますます確認が多くなってきたため
私たちは彼の行動の意味を分析し
目標を立て直すことにしたのです。

彼の行動の意味を理解するために行ったこと

そこで
彼の行動の意味を理解するために
行ったことは
家族への聞き取り」でした。

ご家族からお話を伺うと
あることがわかったのです。

それは
「彼がいつも周囲の人から期待され
その期待に応える行動をとっている」

つまり
常に周りの判断や評価のもとに
行動していた
」ということなのです。

そのことを知った私たちは
彼が「これでいいのか?」と確認
する行動の意味をやっと理解できました。

個人目標を変更

そして
彼の個人目標を「自己肯定感を高める
に変更したのです。

実際には
「こちらが課題を出し、
その課題をクリアできた時に褒める」
という正当評価の機会をより多くしました。

すると
3ヶ月後、、、、

彼は確認することがなくなったのです。

さらに
彼はこの後もリラックスして活動に
参加できるようになリました。

まとめ

ということで

彼の変化から
「正しく対象者理解をした上で
個別目標を設定することの大切さ」

改めて感じたというお話しをご紹介しました。

音楽療法では
クライアントさんの言動から
その真意を理解・分析して個別目標に反映
させることが基本になります。

ですが
言葉を自由に発語できなかったり
自分の気持ちを言語化することが難しい
クライアントさんもたくさんいます。

特に
障がいを持つお子さんの理解は
大変ではないでしょうか。

そんな場合は
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「障がい児の音楽療法1」の講座を活用
していただけたらと思います。

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  • 障がいの特徴に合わせた適切な関わり方
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    担当されている方
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クライアントさんをもっと理解して
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それでは今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子