堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

今日は
ハンドタオルを使って体を動かし
ストレス解消することを目的にしたプログラムを紹介します。

小物を使った音楽療法プログラム

では早速ご紹介します。

基本編

  • 目的:集中力のアップ、ストレス解消
  • 準備する物:ハンドタオルまたは厚地のハンカチ
  • 使う曲:鞠と殿様(てんてんてんまり、てんてまり)
  • 進め方:
    1. ハンドタオルを丸めて結び鞠にします。
    2. 一人ずつ、タオルで作った鞠を片手で真上に軽く上げる練習をする。
      (難しければ、両手で真上に上げてもよい)
    3. 1番の歌詞で歌いながら鞠を真上に上げる。
    4. 二人1組になり、鞠を相手に投げ合う練習をする。
    5. 1番の歌詞で歌いながら相手と鞠を投げ合う。

バージョンアップ編

  • 2人1組みになって相手に投げ合う際、
    2人の距離を離す。

    遠くの相手に鞠を投げることで
    集中力のアップと運動量のアップが
    期待できます。

  • ハンドタオルはお手玉に変えてもOKです。

    さらに
    お手玉を手作りすると楽しさが増すかも
    しれません。

以上
お試しください。

注意点(3密を回避)

なお、注意点として
ディサービスなどで行うときは
3密を回避するため
利用者同士距離をとったり
歌は職員のみ歌うなどの配慮
をしながら
行ってください。

ということで
今日は身近にある小物を使った
音楽プログラムのご紹介をしました。

小物をうまく活用して
楽しく体を動かして
ストレスを発散させていきましょう。

小物を使った音楽プログラムは
この他にもあります。

そのご紹介は
音楽療法セラピスト®養成講座
「高齢者の音楽療法1」の講座で
していきます。

この講座では

  • 認知症の基礎知識
  • 認知症の方の音楽プログラムの作り方
  • 個別目標の設定の仕方
  • 小物を使った音楽プログラム

について学ぶことができます。

高齢者領域で音楽レクや音楽の時間を
担当されている方には特にオススメです。

高齢者の音楽療法1は
こちらをクリックして確認ください。
↓ ↓ ↓
音楽療法セラピスト®養成講座

それでは今日はこの辺で。

どうぞご自愛ください。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子