師走の忙しい中ですが、音楽療法講座を開催しました。
今回は記録と評価についてです。
音楽療法は実際に歌ったり、楽器を演奏したり、ダンスしたりと動きのあることをやっておしまいのようなイメージがあるかもしれないんだけど実は、セッションの何倍も、記録や準備や練習などの地味な仕事の方が多いです。
それで、その地味な(笑)部分の勉強をみんなでやりましたよ。
評価って聞くと、上司が部下を査定するみたいな感じがするかもしれないですね。
でも、音楽療法では全く違います。
音楽療法では、セラピストやクライアントの行動の良し悪しを判断するものじゃありません。
行動の意味の解釈や考察をする資料となります。
そうそう、
音楽療法では、クライアントさんが障害で言葉を話せない方もいるし、会話が成り立たない方もいるので、セラピストがその方の行動や反応の意味を解釈して考察する必要があるってわけです。
あわせて、ものすごーく観察力も必要になりますね。
回数をたくさん体験していく中でその力は養われていきますが、どのような視点で観察するのか、記録はどんなことを書けばいいのか、そのところは知ってないと。
というわけで、
今回の講座では基本的なところをみんなで学びました。
参加者全員で、自分の意見やアイディアを出し合い知恵をしぼってみました。
楽しいディスカッションでした。
次回は来年1月9日の開催です。
お楽しみに。
音楽療法セラピスト養成講座の詳細はこちらでご覧になれます。