- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
では今日のお話しです。
セラピストもイラっとする!?
についてお話しします。
先日
こんなメールをいただきました。
堀田先生
はじめまして。
私は保育士をしていますBと言います。
いつもメルマガを読ませていただいて
参考にしています。
今日は先生に質問があり、
メールしました。
普段子供たちと接しているのですが
たまにイラッとしてしまうことがあります。
専門職なのにダメだなと思います。
ちなみに
堀田先生は音楽療法のセッションで
クライアントさんに対して
イラっとすることはないのでしょうか。
もし
イラっとする時は
どのように対処しているのか
教えてください。
Bより
というご質問でしたので
次のようにお答えしました。
こんにちは、堀田です。
こちらこそいつも
メルマガをご購読ありがとうございます。
さっそくですが
ご質問にお答えしますね。
質問:セッションでクライアントさんに対して
イラっとしないか?
答え:イラっとする時もあります。
イラッとした時の対処法
イラッとした際にとっている対処方法をご紹介します。
- すぐに反応(言葉を発しない)しないで深呼吸をする。
または
心の中で「1、2、3、4、5、6」と数える。 - その後に
ゆっくりと言葉を話す。
ポイントは
「怒っている気持ちのまま、言葉を発しないこと」です。
怒っている時には
ついキツイ言葉を口に出したり
思ってもいない言葉が出てしまう場合も
ありますよね。
なので
イラっとしている状態では言葉を言わず
なるべく早く冷静になる努力をします。
アンガーマネジメントでも
「怒りのピークは6秒」と
定義されていますので
なんとか6秒間をやり過ごし
その後に発言するようにしています。
ぜひ
試してみてください。
というように
ご質問にお答えしました。
実は
Bさんのように
「セラピストはクライアントさんに対して
イラっとしない=怒らない」と
思われている方もいらっしゃるかもしれません。
でも
私たちセラピストも人間なので
怒りを感じることもあります。
また
怒りだけでなく
感動で胸が熱くなったり、
うまくいかなくて焦ったり、
困惑したりと様々な感情を
感じる時も多いです。
ただし、
感情に振り回わされっぱなしでは
セッションは進行できません。
セラピストは
自分の感情をある程度コントロールすることが
必要になります。
そういう私も
今でこそセッションで感情的になることが
少なくなりましたが
音楽療法を始めた頃はひどかったです(笑)。
ですので少しずつ
自分を理解するための勉強をしてきました。
その結果
穏やかな気持ちで
セッションできるようになったのです。
と言っても
なかなか自分のことはわからないものですし、
自分を知る勉強ってなかなか
見つからないものかもしれません。
それでも
自分のことを知りたいという方には
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この講座では
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- 人間関係をスムーズにする秘訣
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ご自分を色々な角度から探ったり
人の心の動きの基本について
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それでは
今日はこの辺で。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子