堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

以前
人前で話すのが苦手な人へアドバイス
をしました。

そうしましたところ

「自分をビデオで録画する機会がないのですが、
違う方法で自分のことを少しでも知ることはできないでしょうか

という感想をいただきました。

なので今日は別な方法で
「自分を知る方法」をご紹介したいと思います。

自分を知る方法

では早速その方法をお伝えします。

1、準備

紙とペンを用意します。

2、初対面の人に自己紹介すると仮定します。

初対面の人に

「私は○○な人間です」と

いう文章を使って
自己紹介すると仮定します。

そして用意した紙に

「私は○○な人間です」と
20項目書きだしてください。

例:

  • 自分は北海道出身の人間です。
  • 自分はチーズケーキが好きな人間です。

などどんなことでもいいので
とにかく20くらい
時間をかけて書き出しましょう。

3、書き出した項目を2つの種類に分類します。

書き出した項目を
2つの種類(内面的か外面的か)に分けます。

内面的な内容とは

  • 好きなもの
  • 感情や健康状態
  • 大切にしていること

心理状態や感情などの
視覚的に捉えにくいもの。

外面的な内容とは

  • 出身地
  • 名前
  • 年齢
  • 身長や体格
  • 職業
  • 行動

などの
視覚的に捉えることができるもの。

そして
内面的なもの、外面的なもの
どちらが多いか、

または
同じくらいかを
確認します。

4、書き出した結果を知る

内面的か外面的かを
2つのグループに分けしましたら
どちらが多いかその数で、
現在のご自分の視点や意識している
傾向がわかります。

内面的な項目が多い場合

例えば
物事や自分以外の人と接する時や
何かを選択したり決定する時は、

「楽しさ、嬉しさ、気持ち良さ」などの
感情や内面的なことを重要視する傾向が
あるということが言えます。

外面的な項目が多い場合

例えば
物事や自分以外の人と接する時や
何かを選択したり決定する時は、

「見てわかるもの(数字など)や
昔からあるもの、安定しているもの」などを
重要視する傾向があることが言えます。

どちらも同じ場合

例えば
物事や自分以外の人と接する時や
何かを選択したり決定する時は、

「自分の気持ちとデーターなどの
視覚化できるものをどちらも」
取り入れる傾向にあることがいえます。

いかがでしょうか。

現在のご自分の傾向を
つかむことができましたでしょうか。

まとめ

大切なことは
この結果を「ああ、今はそうなのか」
とそのまま受け入れることです。

もしもあなたが
何かうまくいっていないことがある場合には
現在の自分の傾向を確認し自覚すること
解決の道が開けるかもしれません。

ぜひ
トライしてみてください。

とはいっても
「自分のことは自分で知るのは
やはり難しい」

と思われている方も多いと思うのです。

そんな場合は
「セラピストの自己理解」の講座を
受講しませんか。

この講座では
「まだ知ることができていない自分」
に出会えます。

本当の自分を知って
スッキリ楽しい毎日にしましょう。

音楽療法セラピスト®養成講座
「セラピストの自己理解」

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子