堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

今日はクライアントさんと上手くコミュニケーションするためのコツをお話ししたいと思います。

突然ですがあなたは
周りの人とコミュニケーションをとる際に
どんなことに気をつけていらっしゃるでしょうか。

例えば

  • 丁寧な言葉を使う
  • 相手をなるべく褒める
  • 相手の好きなものをプレゼントする
  • 伝えたい内容をわかりやすくまとめてから話す
  • 頼まれたら断らない
  • 笑顔で話す

などでしょうか。

コミュニケーションは
音楽療法の場面でも非常に大切なものです。

なぜなら
セッションでは
常に音楽や言葉、ボディーランゲージなどを使って
コミュニケーションしているからです。

そして
そのコミュニケーションがうまくいくと

  • 感情が安定したり
  • 発語が増えたり
  • 表情が豊かになったり
  • 体がよく動くようになったり

クライアントさんの言動にも変化が現れてきます。

効果の出る音楽療法セッションをするためのコツ

クライアントさんの行動に変化を促せるセッション
つまり効果の出るセッションをするためのコツを
ここでご紹介したいと思います。

それは、、、、

「セラピスト自身のコミュニケーション方法の特徴を確認する」
というものです。

そして
客観的に確認するため
「セッションの様子を録画または録音する」
といいです。

その
自分の振る舞いを見ながら

  • いつも使っている言い回しは何かあるか
  • どのような表情でクライアントさんに向き合っているか
  • どのような言葉を使って指示をしているか
  • 話をする時に手振り身振り、相手の体に触れているか

などをチェックし書き出していきます。

そして
書き出したコミュニケーションが
その場やクライアントさんに合ったものかを吟味してみます。

それで
改善した方がいいなあと
思われるコミュニケーションがあれば
それを(言葉使いや表現方法など)少しずつ改善します。

できれば
この数ヶ月後に再度録画して
自分がどのように変化したかを確認し
また改善していくという繰り返しを
していくといいです。

ぜひ
トライしてみてくださいね。

でも
セッション現場をまだお持ちでない方や
自分の行動を録画する機会が少ないと言われる方も
多いと思います。

その場合は
なかなか自分を客観的にみることは
難しいですよね。

だからといって
あきらめるのはまだ早いです。

そのような方にも
客観的に自分を知ることができる機会があります。

それは
「セラピストの自己理解」の講座です。

この講座では
いろいろなワークを通して
自分を客観的に知ることができます。

さらに

  • 自分の特徴を活かしたコミュニケーション
  • ストレスの少ないコミュニケーション
  • 他人と楽に話せる方法

についても
指南いたします。

なので
職場やご家族、ご友人とも
今までよりスムーズにコミュニケーションが
とれるようになれます。

ぜひ
スムーズなコミュニケーションで
毎日を楽しく
過ごしていただければと思います。
↓ ↓ ↓
音楽療法セラピスト養成講座
「セラピストの自己理解」

では
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子