今日は音楽療法や音楽レクリエーションにおける
重度の認知症の方にオススメの選曲ポイント
についてお話しします。

認知症は
進行していきますと
自発的なことばが減ってしまったり
こちらからの問いかけや刺激に
反応も薄くなっていきます。

先日
重度のアルツハイマー型認知症の
Aさんの音楽療法だったのですが
次のようなことが起きました。

Aさんは2年前までは
1曲最後まで
歌うことができていました。

しかし今では
ごくたまに一部分だけ歌うことがある
という状態です。

久しぶりに歌う声を聞くことができました。

そんなAさんですが
先日のセッションでは
久しぶりに歌う声を聞くことができました。

歌ったのは次の2曲です。

その時に
歌ったのは次の2曲です。

1曲目に歌った曲は

1曲目は
「あめふり
という曲です。

Aさんは

「あめあめ ふれふれ」と
「ランランラン」

の部分だけ歌われました。

2曲目に歌った曲

そして
2曲目は

雨降りお月さん」という曲で

「シャラシャラシャンシャン」と
「ぬれていく」

の部分だけを歌っておられたのです。

私は久しぶりに
Aさんの歌う声を聞けたことに
嬉しさを感じました。

それと同時に
あることも確認できました。

それは
「やはりAさんもこの2曲は
歌いやすいのだな」ということです。

実は
この2曲は他の重度の認知症の方たちも
よく歌われるのです。

この2曲がなぜ認知症の方々にも歌いやすいのか?

そこで
この2曲がなぜ認知症の方々にも
歌いやすいのかその理由を
考えてみたいと思います。

考えられる理由その1

例えば

  • 幼い頃歌ったので馴染みがある
  • 歌が短いため覚えやすい
  • 歌詞が話しことばでできている

などはすぐに思いつくところです。

考えられる理由その2

そして
もう1つの理由は

擬音語や擬態語が歌詞にある

ということではないでしょうか。

あめふりの曲には
ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン

という歌詞がありますし、

あめふりお月さんの曲には

シャラシャラ シャンシャン

という歌詞があります。

この部分は
雨音や
雨の中を子供が跳ねて歩く様子、
馬についている鈴の音
を表現していますね。

つまり
擬音語、擬態語なのです。

もしも
認知症の方が
歌詞を音として捉えていらっしゃるのであれば
擬音語や擬態語も
音楽の一部として捉えられているため
スムーズに歌えることが
できるのではないかと考えられます。

ということで
重度認知症の方の歌唱
プログラムにおいて
選曲する際には
「擬音語や擬態語が入っている曲」も
オススメしたいと思います。

そして
重度認知症の方のプログラム
については
この他にもポイントがあります。

そのお話は
音楽療法セラピスト®養成講座
「高齢者の音楽療法1」の講座で
詳しくいたします。

この講座では

  • 発語を促せる選曲
  • 覚醒レベルを上げる音楽
  • 重度認知症の行動パターンに沿ったプログラム

これらについても
具体的にお話しします。

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それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子