堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

本日は
音楽療法は「力を引き出すもの」
というお話しです。

先日
全豪オープンで大坂なおみ選手が優勝しましたね。

決勝戦では
途中ピンチになり
ハラハラしましたが
気持ちを切り替え見事勝ちました。

大坂なおみ選手の試合から学ぶことも多くありました。

そんな彼女ですが
さまざまなサポートがあっての
優勝だったことは
多くの人が知るところです。

中でも
昨年3月からサポートに加わった
アブドゥル・シラー コーチは
彼女のフィジカル面を改革しました。

食事や体重その他の面も
徹底的に分析し
彼女に必要なものを強化したそうです。

アブドゥル・シラー コーチは
インタビューでこのように話しています。

「私は彼女の潜在能力を引き出すだけ。
実行するかどうかは彼女次第。」

というように
強制してやらせるのではなく
その人の能力を見抜き、それを引き出すのが仕事だと。

この方法が
大阪選手にマッチしたことも
今回の結果に結びついているのでは
ないかと思いました。

音楽療法も「その人の力を引き出す」ことをやっています。

実際には

  • クライアントさんの今の状態を
    (症状、できること、心身の状態、普段の生活の様子など)
    理解して分析
     ↓ ↓ ↓
  • クライアントさんに必要な目標を設定
     ↓ ↓ ↓ 
  • 目標に沿ったプログラムを作成しセッション(実践)する
     ↓ ↓ ↓
  • 結果が出る

そして、音楽療法で大切にしていることが2つ。

  • 1つめは
    クライアントさんの状態を正確に理解して
    クライアントさんに必要な目標を設定する。
  • 2つめは
    プログラム(楽器や歌)を
    やるかやらないかはクライアントさんの意志を尊重している。

ということです。
 

1つめの
クライアントさんを正確に理解することは重要です。

それができなければ
クライアントさんの持っている力を引き出すことができないからです。

とはいえ
クライアントさんを正確に理解するのも

  • どんな点に注意したら良いか?
  • どんな項目をチェックしたら良いか?

と迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には
音楽療法セラピスト®養成講座」の講座が最適です。

高齢者の方の心理面と身体面を
深く理解することができます。

また
相手の言動からその理由がわかるポイント
もお話しします。

ご家族や大切な方に
高齢の方や認知症の方がいらっしゃる場合は
特にオススメします。

適正な関わりかたを知って
ご両親や大切な方の笑顔を増やしませんか。
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音楽療法セラピスト®養成講座は、
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あなたにとって必要な講座だけを学ぶことができ、
受講する順番にも決まりはありません。

楽器が弾けなくても、
音楽を専門的に勉強していなくても大丈夫です。

さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。
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「高齢者の音楽療法1」に参加された受講生の感想もお読みください。

※Sさん 女性(24才)東京都 専門職

プログラム案を作成しても、なぜこの曲を選んだのかという目的が薄かった。
もっと目的を持って取り組みたいと思っていました。

正直、給料が少ないので、、、(笑)
受講料が高いな、、、と申し込みまで少し躊躇しました。

メールセミナーにも登録し、ブログも拝見させていただき
その内容からぜひ授業を受けてみたいと思いました。

期待通りの内容でした。
正直、初任者研修や認知症サポート養成講座で認知症については勉強していたので、
音楽療法士(セラピスト)目線でのアプローチの仕方が学べて大満足でした。

治療目標から設定しないとプログラム案は作れませんね。
これからは、目標設定していこうと思いました。

堀田先生の講義から、
本当に自分に正直に生きておられる方だなと思いました。

まずは自分がHappyに。私のモットーでもあったので、
なんだか想いを共有できた気がしてとても嬉しかったです。

幸せでない人が、他人を幸せにできる訳ないですもんね。


※Oさん 女性(48才) 神奈川県 その他

施設への慰問に行っていましたが、“効果”が分からずでした。
目標を作ることができたらと思い参加しました。

先生の明るさで、自分もできるのではと思えました。


※Hさん 女性(45才)千葉県 ピアノ講師

生涯学習の音楽指導員として月2回、手話コーラスやハンドベルの指導に
リハビリ病院や高齢者施設に行っているが、高齢者の方の理解ができておらず、
心身の理解が少しでも分かったうえで、音楽指導をしたいと考えていました。

実際に高齢者体験もさせていただき、心身の負担を理解することができ、
もっと寄り添った形で、内容も再検討したいと思いました。

普段は障がい児に対しての勉強ばかりでしたが、
自分のことや両親のことも含め、同じように学び、
生活を見直して生きたいと改めて感じることができました。

いつもありがとうございます。


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それでは今日はこの辺で。

どうぞ、ご自愛くださいませ。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子