音楽療法講座

音楽療法について音楽療法士の堀田圭江子がご案内します!

「サヨナラの代わりに」を観て久しぶりに大泣きしたお話しを、、、、。

堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

久しぶりに大泣きしたお話しを、、、、。

先日、映画を観てまいりました。
「サヨナラの代わりに」です。

ご覧になられた方も多いかと思いますが
やっと観てきました。

ストーリーを少しご紹介しますね。

愛情あふれる夫や友人に囲まれ、誰もが羨むような生活をしていたある女性が
ALSを発症し、余命を告げられその運命に立ち向かうのですが
その彼女の介助役に夢を挫折した大学生の女子がやってきます。

その大学生は介助どころか、お料理も作れない人なのですが
なぜか雇われ、どんどん2人の女性は友情を深めていきます。

しかし
その間にも病気は進行し、
今まで友人だったと思っていた人々が離れていき
夫の浮気も発覚。

いろんな出来事にぶちあたりながらも
精一杯頑張っていました。

そんな中
最期の時を迎えることになりますが
ALSの女性は、最期まで自分自身の意志を持ち、
いろんな感情や出来事を受け入れた後
旅立ちます。

そして
介助役の大学生は、
その後自分の夢だったシンガーとなりステージに立っていました。

というお話しですが、
とにかく涙、涙。

いろんなツボがあったと思いますが
「泣けるけど、明るくて、清々しい!」と思いました。

それもそのはず
この作品は
女性プロデューサーの実のお父さんがALSで、
そのお父さんを思う気持ちから生まれたそうなんです。

■そのプロデューサーの方は
「病気でかわいそうな主人公の物語をつくりたい」とは決して考えず
「病気や何かの理由から人生の岐路に立たされた人々の心の変化をリアルに描こう」としたそうです。

■つまり
同情からではなく、本当の意味での尊重とは何か?
を言いたかったのではないかと私は思いました。

もしそうならば
それはとても嬉しいことです。

■なぜなら
音楽療法でのクライアントさんに対するセラピストの姿勢と同じだからです。

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音楽療法でも
クライアントさんを「できない人」「かわいそうな人」とは捉えません。

反対に
現状は把握しつつ
「実はこれもできる」
「こんなところもある人なんだね」というプラスの方向から捉えていきます。

そのプラスの視点でセラピストは治療目標を設定しセッションをしますね。
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■そして
毎回のクライアントさんの発言や行動、様子などを
できるだけ正確に細かく記録に残し評価してきます。

■その記録と評価をもとに
次のセッションのプログロム立てや
クライアントさんの治療目標の再設定をします。

■地味な作業ですが
でも、この作業のおかげでクライアントさんの変容が全く違うのです。

■また
クライアントさんを取り巻く周囲の人々に
クライアントさんの正確な理解を深めていただくためにも
毎回の記録や評価はとても大切なものです。

■とはいえ
記録や評価はなんだかちょっと難しそうな気がして
後回しになってしまいがちではないでしょうか。

■でも
ちょっとしたコツをつかむと簡単にできます。

■記録と評価のコツの詳細はこちらです。
↓  ↓  ↓
音楽療法セラピスト養成講座「記録と評価」

 

受講生の感想もどうぞ!!

「記録と評価」に参加された方の感想

※Sさん 女性(61才)介護職

講座内容は十分すぎるほど大満足です。

今日はありがとうございました。


※Mさん 女性(57才)介護職

記録・評価は深い内容の勉強で、
自分の音楽療法のスタイル(軸)をしっかり持つことが大切だと納得しました。

講座の回数を重ねるごとに音楽療法の深さを感じ、
音楽レクではなく治療を学んで実践できるようになりたいと思うようになりました。

先生、ありがとうございました。


※Sさん 女性(51才)アルバイト

考え方、方向性がはっきり理解できた。
また具体的なチェック項目も示され、わかりやすかったです。

最初のページの「あなたは何を大切(軸)に~」が、
やはり一番根底にある。

それによってセラピストの個性がでてくる、
また音楽療法を行っていく上でのポイントだということ。

あらためて、自分の考え方やスタイルを考えさせられた。
今回も新しい知識や考え方の方向性に触れることができ、
今後のセッションに活かしていきたいと思います。

ありがとうございました。


※Nさん 女性(36才)介護職

具体的に抑えるべきポイントが分かり、
また資料もいただけてとても参考になりました。

クライアントに提供したい軸は、全て自分が今欲しいんだということに気づきました。
モチベーションを上げたい、受容したい、気持ちを切り替えたい、、、
見事に自分に当てはまりすぎてて、びっくりしました。

今日もたくさんの気づきをいただけたことに感謝いたします。
ありがとうございました。


※遠藤さん 女性(44才)介護職

目的を持って取り組み、自分の結果として残していくことの大切さを学んだ。
日常の業務でも観察の視点を変えてみようと考えが変わりました。

本日で10回の講座を受講出来ました。
ありがとうございます。

また再受講で新しい情報を得たいと思いますので、
よろしくお願いします。


※Hさん 女性(48才)リトミック講師

記録・評価、その活用と、まさに期待していた事が学べました。

その中でクライアントのニーズと自分の軸を再認識することができ、
また自己受容の大切さも再確認出来ました。

自分の軸が明確になったことは大きな発見です。
ありがとうございました。

今回もあっという間の講座でした。
記録と評価にとどまらず、自己認識の大切さ、
自分自身の軸の確認と明確化ができ、一つスッキリした気分です。
ありがとうございました。
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「音楽療法セラピスト養成講座」は、専門学校や大学とは違い、
どの講座から受講していただいても理解できる内容で、

お仕事や子育てしながらご自分のペースで学んでいただけるように
なっていますから安心して参加して下さいね。

音楽療法セラピスト養成講座

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というわけで
最近は感動モノにはまっていますが
あと1ヶ月の2015年、気を引き締めていきたいと思います。

全力で講座やっていきますので
よろしくお願いします!

では、また。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子

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目次

  1. 音楽療法って何??
  2. 音楽の特性
  3. 音楽療法の特徴
  4. 音楽療法はどこで、誰が受けている?
  5. 音楽療法の効果について
  6. 音楽療法士になるためには
  7. 音楽療法士の現状
  8. 音楽療法士(セラピスト)に必要なこと
  9. 最後に・・・

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