堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

本日は私堀田が
音楽レクのページを監修しました

レクリエ 2019特別号
認知症の人とできる! 脳トレレクリエーション大特集 (別冊家庭画報)

発売のお知らせです。

以前もレクリエさんの
音楽レクのページを担当させて
いただいておりました。

久しぶりの担当ということで
今回も楽しくやらせていただきました。

掲載内容からプログラムをひとつご紹介します。

『ハンドタオルを使ったプログラム』

  • 使用曲:まりと殿様
    (てんてんてんまり てん手まり)
  • 使用する物:ハンドタオル
  • 目的:集中力を高める
  • 方法:
    1. ハンドタオルを丸めてボールを作る
    2. 歌いながら真上にタオルを投げる(1人で行う)
    3. 歌いながら向かいの人とタオルを投げ合う(2人1組になる)
  • 注意点:
    1. なるべく自分の力でやってみよう。ハンドタオルをひと結びしてボール状にします。

      この動作も機能訓練になりますので
      なるべく参加者さんが自力でできる
      ように見守りサポートします。

    2. 重度の認知症の方の場合は1つの課題に集中する。まずは1番のみ歌います。

      次に
      タオル投げのみを行います。
      (その際にスタッフやセラピストが歌います)

      このプログラムは
      失敗がないので、安心して
      どなたでも楽しむことができます。

ぜひ
お試しください。

レクリエ特別号では
この他にも楽しいプログラムを5つ
カラーページ(イラスト付き)で掲載しています。
レクリエ2019特別号、認知症の人とできる脳トレレクリエーション大特集

音楽レクの参考に
なさってくださいね。

レクリエ2019特別号は
こちらから購入できます。

それでは今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子

追伸:
小道具や楽器を使ったプログラムは
音楽療法セラピスト®養成講座「ソルフェージュ・伴奏法」
で詳しく紹介しています。