堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

こんにちは。
堀田です。

少し蒸し暑いけどいい天気ですね。
でも集中豪雨もあって、ちょっとおかしな気候です。
体調を崩しやすいですので、ご注意くださいね。

さて、
今日は障害児の音楽療法で私が大切にしていること「その2」を
お話しします。

音楽療法を実際受けるのは、障害児たちですが、
私は子供たちの保護者(親)に対してもサポートをしています。

ではなぜ
保護者=親御さんにもサポートが必要なのでしょうか?

それは
障害児と一番長い時間一緒にいる人だからです。

そして
彼らに与える影響が大きい人だからです。

障害児(対象者と呼びます)の多くは、いつも誰かのサポートを必要としていますね。
食事や、着脱衣、排泄、入浴など。
そのサポート役はほとんどが保護者(親)です。

学校に行っている間は別としても
ほとんどの時間を親子、家族は一緒に過ごしています。

生まれた時からいつも一緒にいるとはいえ
保護者(親)にもストレスはかなりあると思います。

なので
まず、「保護者(親)のストレスを少しでも和らげたい。」
また、「保護者(親)の悩みも解決できるよう、サポートしたい」と考えています。

なぜなら
保護者(親)が心身共に健康で、気分よくいられれば
子供たちもハッピーでいられるからです。

親御さんたちのサポートはいろんな形でできます。

例えば、普通の会話を増やすことでもいいと思います。

障害をお持ちの親御さんなら、
学校やその他での連絡ノートを使っているかもしれません。

そんなノートでのやりとりでも
少しだけ使う言葉に気をつけるだけでも随分とかわってきます。

学校やその他の活動の場であった出来事だけを記入するのではなく
子供ができたことやそれについて指導者はどう感じたか(気持ち)を添えるのです。

そして、
「こちらはこれだけやってます」というような言い切り方ではなく
家庭とはどうやったら、この子のためよいサポートをできるのか?と
お互いに考えていきましょうというスタンスが大切です。

お互いの立場を尊重しながら
子供をどうサポートできるかを中心に考える。

そして、
親御さんを孤独にさせないことです。

障害児を持つ親は、本人に強い影響を与えるため
親の心理を理解することが必要なのです。

あなたが、実際の現場で親御さんといったいどうやって接し、
サポートすれば良いのか等の悩みや不安があるのでしたら
そういったお話もこちらでより詳しくお伝えしています。

是非ご確認ください!
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音楽療法セラピスト養成講座

私はこれからも、親と子、両方共にサポートしていきます。
みんなの幸せを願って。

それでは、また。

音楽療法士   堀田圭江子