生き甲斐 (がん患者に対しての音楽療法の効果)

お正月が明けて
今年初めてのセッションをしてきた。

 

昨年の秋から、姿が見えなくなったクライアントが一人いた。

別にどこかに行ってしまったわけではなく(笑)

入院していたのだ。

ワーカーさんの話だと「検査入院だからすぐ戻りますよ」ってことだったのに
それから3ヶ月。

退院は今年になってからだった。

このクライアントさんは介護予防的に音楽療法をやっているグループのメンバー。

だから、しっかりしている。

 

セッションが終わってから本人にことの真相を直撃した。

「○○さん、なんで入院になったの?」

 

「あ、直腸がん」

 

ええっ!!!

 

大丈夫なの??

転移はしてないの?

「大丈夫。大丈夫。悪いところ全部とった。」

ほんと〜??

「まだ、死なないよ、あはははは」

あはは…って、○○さん笑ってるよ、すごい。

私はがんって聞いただけで、かなりショックなのに
彼女は豪快に切腹した一部始終を語ってくれた。

 

そして

「先生、入院してる時さ、私は歌が歌いたくて歌いたくて仕方なかったよ。

私はこのコーラス(音楽療法のこと)が生き甲斐なんだよ。

また、こうやって歌えるし先生の顔見られるし、生きて帰ってきて良かったよ。」

 

○○さん、ありがとう。

本当に生きて帰ってきてくれてありがとう(涙)。

 

また、いい歌を歌おう。

たくさんたくさん歌おう。

私も頑張るから。



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