堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

本日のお話しはセラピストこそセルフケアが大事というお話しです。

先日
ある介護施設にうかがった時のことです。

今年4月に入社した新人職員さんと
こんなやりとりがありました。

職員さん
「先生はいつも元気ですよね。
 どうしてそんなに元気でいられるんですか」

堀田
「そうねえ、元気のもとは、クヨクヨしないことかな」
  
職員さん
「いいなあ。私もそうなりたいです」

堀田
「なれますとも。でもそれにはちょっとコツがいるのよね」

職員さん
「えー、コツってなんですか」

堀田
「それは自分の特徴や自分の思考パターンを知って
 対策を持つってことなんだけどね」

職員さん
「へー」

堀田
「自分の特徴や思考パターンを知ってるとね、
 失敗やドジして落ち込んだ時もなるべく早く立ち直ることができるのよ」

職員さん
「なーんだ、先生も落ち込むんですね(笑)」

堀田
「もちろん。落ち込むこといっぱいありますよ。
 でもね、落ち込んでも早く立ち直る方法を知っているおかげで
 失敗なんかも恐れなくなったかも」

職員さん
「なるほど。自分を知ってるって大事ですね」

堀田
「そうよね。自分を知ってできるだけ元気な状態で仕事すると、
 利用者さんたちにもいいケアができるものね」

職員
「そうですよね。
 確かに元気な時は余裕持って利用者さんに向き合えます。

 自分を知るって自分のためだけじゃなく
 利用者さんのためにもなるんですね。
 早速、自分の性格の特徴から書き出してみよっかな」

堀田
「ぜひ、やってみてくださいね」

ということで、、、、

何気ない新人の職員さんとの会話でしたが
実は音楽療法セラピストをはじめ
援助職と言われる方々にとって
「自分の心身の状態を健康に保つこと」
つまり元気でいることはとても重要
なことなのです。

なぜなら

「援助する側の心身状態が、クライアントに影響する」からです。

そのために
日頃のセルフケアが必要になります。

私のおすすめは
「自分の特徴を知り、その特徴に合わせた対策をする」
という方法です。

しかし
自分の特徴を見つけることは
意外と難しいことかもしれません。

そんな時は
「セラピストの自己理解」の講座がオススメです。

この講座は
色々なワークを通して
ご自分の様々な面を知ることができます。

また
イライラしたり、落ち込んだ気持ちを素早く切り替える
セルフケアの方法についてもご紹介します。

音楽療法セラピスト養成講座「セラピストの自己理解」

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子