音楽療法のセッションの効果を上げるために。

音楽療法のセッションの効果を上げるためには、
自分の特徴を知り、クライアントさんの特徴を知ることが大切というお話です。

まずは「自分の特徴を知る」ことの事例として、
今年はブラジルのリオデジャネイロでオリンピックがありますので陸上のボルト選手のお話しをします。

そのボルト選手
オリンピックでも北京・ロンドン金メダル。
過去の世界選手権ではベルリン・モスクワ大会で金です。

実に
2008年から今までずーっと世界のトップを維持しているということになります。

そして
「これからも世界最速でありつづける」というようなコメントを残しています。

すごい人ですね。

そんな人類最速の彼ですが
彼の速さには理由があったということをご存知でしょうか。

彼は
「脊椎側湾症」だったのです。

脊椎側湾症とは、背骨が横に曲がっていたりねじれている病気で、
先天性と後天性のものがあるそうです。

それで
彼の場合、走る時に地面を蹴る力が左右で異なり体に大きな負担がかかるのです。
それが原因で、怪我や故障に悩まされた時期があったとか。

しかし
そのおかげで、彼にしかできない独特の走法を編み出すことになります。

骨盤周辺の筋肉を徹底して鍛え、首から下半身へ柔らかくうねるような
ボルトならではのあの走りです。

まさに
自分の体の特徴を活かしきった走りが
世界最速を作っていたのです。

というわけで
「自分の特徴を知る」ということは
どの世界でも大切なこと
なのだとあらためて感じました。

もちろん

音楽療法でも自分の特徴を知ることは大切です。

セラピストが自分の特徴を知ることで
セッションの効果を上げることもできます。

例えば

  • 声が小さい
  • 早口で喋る
  • 語尾がはっきりしない
  • 焦ってしまう

などの特徴がある人がいるとします。

そんな方は
もしかしたら

「失敗を恐れている」
「失敗して恥をかくのが嫌だ」

と思っているかもしれませんね。

その場合の対策として、、、、

ますは
「そりゃあ、はじはかきたくないよね。その気持ちわかるよ」

と心の中でつぶやきます。

そして
「ちょっと怖いけど、ゆっくり話せば大丈夫だよ、少しずつやってみようよ」

とさらにつぶやいてみます。

これを
毎日気が付いた時に実践してみるのはいかがでしょう。
数秒で終わります。

声が小さいということは
自分に自信がなく不安があるということですので
不安を少なくするには、不安になってる自分を批判しないで
まずは、寄り添ってあげることから始める方が効果があります。

そうすることで
少しずつですが、不安が減り、失敗を恐れずに挑戦することができ
堂々とした態度でセッションができるようなります。

クライアントさんを
堂々とした態度でとリードできると
クライアントさんも安心して自分の力を出してくれるように
なるのではないでしょうか。

音楽療法ではクライアントさんの特徴を知ることは基本の基本です。

特に
自閉症の方を含む広汎性発達障がいの方への
音楽療法や関わりを持つ立場にいらっしゃる方なら
彼らの特徴を知り、その特徴に合ったプログラムや対応が必要になることは
ご存知のことと思います。

相手のことを正しく理解することで
その人に必要なサポートも見えてくるというものです。

発達障がいの方への音楽療法の実際を
お伝えする講座は「障がい児の音楽療法2」です。

この講座は
実際のセッション場面をVTRで紹介したり、
クライアントさんに対するサポートの方法のアイディアを出し合ったり
楽器の有効的な活用方法についてもお伝えしていきます。

また、自分の特徴を知るには「セラピストの自己理解」へどうぞいらしてくださいね。

では
今日はこのへんで。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子



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