音楽療法の集団セッションで協調性を回復するというお話。

本日のお話しです。

音楽療法の集団セッションで協調性を回復するというお話。

今日は、
ある高齢者施設で
10名の集団のセッションに参加されている
Aさんの変化をご紹介します。

Aさんは80歳台女性で、アルツハイマー型認知症。

今年の夏頃より
認知症の症状が急激に進行しました。

とくに周囲にいる人に対しての
攻撃的な言葉が増え、
集団で行うレクやイベントなどには
参加が難しくなっていました。

そこで
介護職員さんから
音楽療法に依頼がありセッションに参加となった方です。

セッション初回から数回までは、、

「名前も言えないのか」
「さっさと、早くやれ」
「そんなの簡単だ」
「あの人はできないんだよ」

など
他の参加者やセラピストに対して
発言がありました。

しかし、4回目のセッションから様子が変わったのです。

例えば、、、

  • 他の人が自己紹介で名前を言うのに時間がかかっても
    「早くやれ」など何も批判しない。
  • 他の人が太鼓で模倣をして成功すると
    「おお、できた。できた。」と言って賞賛する。

さらに

  • 楽器を各自担当して合奏した際には
    自分の鳴らすタイミングを待って鳴らし、
    演奏後は「みんな上手くできた」と感想を述べていたのです。

私たちは
その変化に喜びました。

そして
その変化は
普段の生活でも見られるようになった
ようで、

「食堂にいる時も、他の利用者さんに対して
優しく話すようになりました」と

職員さんから報告もありました。

本当に嬉しいことです。

Aさんの変化には理由がありました

実はAさんの変化には
ちょっとした理由がありました。

それはAさんの持つ
「社会性」に着目してプログラムを組んだこと
です。

もともとAさんは、
明るく元気がよく、
面倒見の良い女性だった
そうです。

また
長い間人のお世話をするお仕事にも
つかれていた
と聞きました。

認知症を発症した後も
タオルやエプロンたたみを職員さんが依頼すると
「はいよー」と言って引き受けていました。

その様子から、、、

私は
「Aさんは集団のセッションの中でこそ
社会性を取り戻せるのではないか?」
と考え、
役割が意識できる合奏を取り入れたプログラムを
提供したのです。

そして
Aさんは、合奏の体験を通して社会性を取り戻し
周囲に対する発言も
柔らかくなっていったのではないかと考えられます。

このように
音楽療法では、
クライアントさんに対して適正な治療目標を設定し
プログラムを組み立てていきます。

しかし
適正な治療目標を立てることは簡単ではないかもしれません。

なぜなら
クライアントさんを細かく理解したり
生活に役立つ適正な治療目標を導くことが
必要になるからです。

その
治療目標を導く方法およびコツについて
音楽療法セラピスト養成講座「高齢者の音楽療法2」で詳しくお話しします。

ぜひ
ご参加くださいね。

「高齢者の音楽療法2」に参加された受講生の感想も参考にお読みください。

※Oさん 女性(48才)神奈川県 介護職

ただ楽しむレクリエーションではなく、目的を持ちたかった。

最初は「治療」とまでは考えていなかったが、これだけのことを学べたので、
自信を持って「治療」ができたらいいなと思っています。

講座の内容は、期待通りでした。(以上です)

音楽のこと以外の心理的な視点を学ぶことができたのでとても良かったです。

この講座を知ってから申し込みするまで、
音楽や介護の専門家の方ばかりが参加されているのかなと思い、
気後れしていました。

堀田先生のメルマガを定期的に読み不安が解消されてきたこと、
何度もネットで堀田先生のこの講座の中身を読んで
勇気を持って申し込みました。

自分に向き合うことへの勇気を教えていただき、とても嬉しかったです。
セラピストとして精神のバランスをとることの大切さを教えていただき参考になりました。

人間の本能に気づかされ、そこを外せない大事な点だと思いました。


※Iさん 女性(44才)埼玉県 会社員

高齢者のセッションは実習で一度参加させていただいただけですが、
自分の気持ちの持っていきかたや態度を決めかねていました。

やはり堀田先生がなんどもおっしゃっていることですが、
「まずセラピスト本人が正直であること、セラピスト本人が満たされていることが大切」
ということが再度確認できました。

また実際に現場で働いていらっしゃる皆さんの生のお話も伺えて
とても刺激をいただきました。

セッションの実習に参加するようになってから、急速に「もっと知りたいやってみたい」
の気持ちが大きくなってきました。

まだまだゆっくりのペースになってしまいそうですが、
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!


※Kさん 女性(58才)三重県 介護職

「高齢者の音楽療法1」に参加させていただき、2がどんな内容なのか、本当の音楽療法とは?
また今やっている自分のセッションの問題についての答え、解決になればと期待していました。

実際に困っていることを堀田先生から具体的に答えを示していただき、
また他の参加者の方たちの現状の悩みにそれぞれ解答くださり、
とても参考になり、有意義な講座でした。

この講座を知ってから受講したいと思いつつ、遠いこと、
また長く受講していくための時間や体力など不安で申し込みを迷っていました。

しかし、
受講してみて、私より遠方の方もおられたり、
講座内容に魅力を感じ不安はなくなりました。

「音楽療法セラピスト養成講座」は、
期間が限定されたいない、再受講制度がある、実習制度がある、
疑問や質問に堀田先生が丁寧に対応してくださること、受け身の講座でなく
毎回グループワークがあることなどとても良いと思う。

特に今回は、自分の困っていることに対して、しっかり解答してくださり
希望が持てました。早速やってみたいとワクワクしていました。

先生の講座での言葉や内容にいつもしっかり参加したいと思っています。
居眠りしている暇などありません。

いつもありがとうございます。


※Yさん 女性(47才)介護職

これからスタートするというタイミングで、何から考えて取り組もうかと足踏みしていました。
まずは、そこで何をしたいのか、どのようにグルーム分けできるのかを考えます。

何より、気楽にできる方法で良い、自分が安心して取り組める方法でと思います。

具体的にプログラムを作っていくプロセスが理解でき、考えが整理できました。
選曲をしていく上で、目的と効果を意識して始めてみます。

この講座は、
堀田先生の表面的でない本気のレクチャー、経験に基づいた内容、
少人数でアットホームなセミナー、具体的な知識(使えるスキル)、
必要なこと、知りたいことが講義ににちりばめられている、などなどが良い点です。

迷いながらも参加させていただいてよかったと思います。
ありがとうございました。

セラピストとして、自分をどう育てていくのか、
次回(セラピストの自己理解)はこのことを考えます。


※Sさん 女性(54才)介護職

楽器をお渡しすると、椅子などにぶつける方、
なぜそのような行動が起こるのか知ることができると思って参加しました。

解決しました。
ストレス発散→(プラス)笑うと効果があるのですね。
でも楽しむことを目的とした音楽会でそれを行えるかどうかは別問題。
↑これを職員さんに伝えてみるところから始めます。

「高齢者の音楽療法1」に続き、より深く学ぶことができました。
次受講する「セラピストの自己理解」が楽しみです。
(今の自分に一番必要だと思っています)

前回の講義を受けて、堀田先生は本当に自分に正直に生きておられる方だと思いました。
その姿は今の自分に一番必要だと思い、教える?引き出す姿勢を
講義からも学びたいと思いました。

堀田先生から自分を尊重していますか?と言われた時、ドキっとしました。
昔から人に嫌われるのが嫌で、本当の自分をなかなか出せずにいたのですが、
(この仕事を始めて少しは自分を出せるようになりましたが)
もっと自分の奥になる認めたくない部分もちゃんと認められるようになりたいと思います。


音楽療法セラピスト養成講座は、
音大や専門学校に行かなくても音楽療法を勉強し、
実践できるようになる講座です。

今の仕事を続けながら、又は子育てしながら
どの講座からスタートしてもOKですし、修了期限もありません。

あなたにとって必要な講座を選んで学べる講座です。

10名の少人数制ですのでリラックスして参加でき、
知りたいことや聞きたいこともその場で質問可能なので、
より理解が深まります。

さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを現場で実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。

ぜひお気軽に講座にお越し下さいね。

それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子



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