堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

こんにちは。
音楽療法士の堀田です。

さて、
今日は先日実施しました「障がい児の音楽療法2」の講座の内容からお伝えします。

障がい児の音楽療法のポイントを解説。
障がい児の音楽療法のポイントを解説。

障がい児の音楽療法のポイントは

  1. 助けすぎるのではなく持っている力を引き出す
  2. 保護者も一緒にサポートする
  3. 育てる視点を持つ

があります。

講座の中では、VTRを見ながら

VTRを見ながら、こんな場面では実際にどのように対応すればいいのかを解説
VTRを見ながら、こんな場面では実際にどのように対応すればいいのかを解説

子供の力を引き出すための集中のさせ方・ほめ方・伴奏方法を
詳細に解説しました。

また
保護者の持っている悩みや不安をセラピストが聞き、
具体的なアプローチ方法を提案した結果
子供も情緒が安定した実例の紹介
もしました。

 

そして
障がいがあったとしても子供は成長していくという視点から、

  • 何がその子に必要か?
  • どの部分を伸ばしたらよいか?
  • 音楽で伸ばすことができるのは楽器か?歌?合奏?カラダを動かすこと?

などアイディアを出し合って実践により近いグループワークも行いました。

まずは私が伴奏をし、参加者にクライアント役を体験してもらいました。
まずは私が即興で伴奏をし、参加者にクライアント役を体験してもらいました。

そのほかに
子供の動きに合わせて即興でピアノ伴奏を付けたり、
自傷行為をする子供をどのように止めるかを楽器を使って実践してみました。

このワークは
参加者の方にセラピスト役とクライアント役を体験していただきました。

ですので
両者の気持ちを感じることができる体験になったのではないでしょうか。

同時に
即興でピアノ伴奏をするために、うまく弾こうとして緊張を感じたり
失敗したくない気持ちや焦りを感じられた方も多かったと思います。

参加者に即興で伴奏をしてみてもらいました。
参加者に即興で伴奏をしてもらい、決してうまく必要がないということを体験してもらいました。

しかし、
音楽療法はピアノのテクニックを披露するものではありません。
うまく弾く必要はないんです。

大切なのは
いかにクライアントの動きや反応に適応している音楽を提供できるかです。

ただし
クライアントの動きに対応する伴奏方法にはちょっとしたコツがあります。

そのコツは今回の講座でも少しご紹介しましたが、
さらに深く次回の「ソルフェージュと伴奏法」でご紹介します。

音楽療法で伴奏が苦手と思われている方
即興演奏ができなーいという方ぜひどうぞ。

詳細はこちらです。
↓  ↓  ↓
音楽療法セラピスト®養成講座「ソルフェージュと伴奏法」

では、今日はこの辺で。

音楽療法士  堀田圭江子