盆踊りと音楽療法

こんにちは。堀田です。

さて、本日は
「盆踊りと音楽療法」についてお話しします。

そろそろ盆踊りの季節ですね。
私の田舎の北海道は、8月の13日あたりから盆踊りが始まります。

しかし
最近は少子化で子供たちが減り、盆踊りもずいぶんと縮小化されているようです。

ちょっと寂しいです。

私が子供の頃は
第1部は子供だけが踊る子供の部。

そして
第2部は「北海盆歌」にのせて踊る大人の部でした。

さらに
盆踊り最終日には仮装盆踊り大会が盛大にもようされました。

大人も子供もいろんな格好で参加し
とてもとても楽しかったことを覚えています。
(上位者には賞品もでました)

短いホッカイドウの夏の一大イベントです。

さて、
そんな盆踊りですが、ルーツは仏教行事だったそうです。
それがどんどん変化をして、現代のスタイルになっているとか。

その盆踊り
伴奏には、やはり和太鼓がつきものです。
やぐらの上で近所のおじさんが威勢良くたたく太鼓の響きに
家の中で、いてもたってもいられないくらいのワクワク感を感じました。

そして
太鼓の大きな音がおなかの底にドンドンと響くと
自然と手と足が動いてしまっていました。

あなたもこんな経験ありませんか?

実は 、音楽療法のセッションでも、民謡は人気です。

特に各地の盆踊りで使われている曲はみなさんの反応が違います。

自然に手拍子が出たり
座っていながら踊られる方もいらしゃるほどです。

そして 
歌の後には、「俺の子供の時はああだった。私の小さいときはこうだった」と

いろんなエピソードを話してくださいます。

なぜ盆踊りの曲が反応がよいのでしょう。

それは、、、

  1. 音楽の特性の中に、
    「運動を誘発する」という特性があるため手足が動きやすくなる
  2. 盆踊りが生活に密着したものであり、
    何代にもわたって受け継がれて実施されている
    そのため記憶にも生活にも定着している

こんな理由が考えられます。

音楽療法のセッションで、どのように活用するのか?

私はセッションの中で

クライアントさんが、どの民謡に反応が強いかで
その方の地域性や特性などを知ることができ、
その方の理解に役立てています。

特に重度の認知症の方などは
音楽を提供するだけでは反応が薄い場合もあり

そのような方には
その方の持つ固有性(生まれ育った地域や環境)の情報が
反応を促すポイントになってきます。

その情報が盆踊りに隠されているというのならば、活用しない手はありません。

 

というわけで

音楽療法では記憶を引き出すこともよく行います。

なぜなら
認知症などの進行性の症状を遅らせるために 脳の活性化が必要となるからです。 

その辺の詳しいお話は「脳血管性障害の音楽療法」でします。

高齢者や認知症の介護で、
今までとはひと味違うアプローチができるようになります。

 

では、このへんで。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子



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