堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

こんにちは。
音楽療法士の堀田です。

実は、北海道に来ています。
今回は里帰り&仕事でございます。

北海道はさすがに寒いですよー。

 

さて、
本日は10月30日に開催した「ソルフェージュ・伴奏法」の講座の中から
ぜひお伝えしておきたいことがありますので最後までおつきあいくださいね。

誰でもできる簡単な楽器
誰でもできる簡単な楽器

突然ですが あなたは音楽療法を行うなら、
セラピストはピアノが弾けないとダメ!と思われていませんか?

 

しかしダメではありません。
「ピアノが弾けなくても、音楽療法は実践できます。」

ええっ?! と思われるかもしれませんが、本当です。

 

では、 実際にはどのように実践するかというと

簡単な楽器を使ってクライアント役、セラピスト役を体験
簡単な楽器を使いクライアント役、セラピスト役を体験1
  • ピアノを弾ける人とコンビを組む
  • ピアノが弾けるように自分で練習する
  • ピアノ以外のものを使って伴奏する

という方法があります。

 

この講座では ピアノ以外のものを使って伴奏する方法を
クライアント役とセラピスト役になっていただき体験していきました。

 

例えば

  • クライアントの動きにセラピストがタンバリンで同じリズムを叩く
  • クライアントにマラカスを持ってふってもらい、セラピストがタンバリンを叩いてカケアイをする
  • クライアントの動きにセラピストがタンバリンを叩きながら、「あー」という声で強弱をつける
  • クライアントの動きにセラピストが足でリズムをふみならし、手を叩いてリズムをつける

など。

簡単な楽器を使いクライアント役、セラピスト役を体験2

参加者の多くの方は、
簡単な楽器や声や手や足を使って伴奏する事ができるとは
思っていなかったようでしたが

「意外にも簡単にできたしどちらの役の時も楽しかった」

という感想が聞かれました。

 

もしかしたら音楽療法のイメージが
「きれいな音楽」「楽器で何かする」「難しい即興演奏のテクニックが必要」
という固まったものになっていたのかもしれませんね。

それなので、
体験してみると意外と感じられたのではないでしょうか。

 

しかし
実際に音楽療法で使う音楽は、
モーツアルトやシューベルトだけではありません、
現代音楽だけでもありません、
童謡や唱歌だけでもありません、
もちろん即興演奏ばかりしているわけでもありません。

 

ロックや民謡、歌謡曲や子守唄もありますし
また、 みんなの歌や、その人の小学校の時の校歌だったりもします。

そして 伴奏は手拍子だけ、声での合いの手だけの時もあります。

音楽療法で大切な事は
クライアントが受容されているなと感じられるものを提供できるかどうかです。

それは
ピアノやギターやチェロなどの楽器での伴奏が
絶対必要であるということではないのです。

 

必要なことは、
セラピストが持てる力(音楽や音、手・足・声・視線、知識、スキル)
を総動員して概念を捨てて全力を出すことです。

しつこいですが 音楽のスキルだけではありません。

 

そして
いつも総動員させて全力で取り組んでいると
今まで見えなかったものが見えたり
気づかなかったものに気づけたりして
クライアントだけでなく、自分の発見にもつながります。

このブログを読んでくださっているあなたも
音楽スキルの有無に関係なく
自分の可能性を信じてトライしていただきたいと思います。

 

とはいえ
自分の可能性やまだ開花していない力については
なかなか自分では発見しにくいものでもありますね。

でもそういう時こそ
「セラピストの自己理解」の講座を活用してみてください。

きっと新しい自分に出会えます。

セラピストの自己理解はこちらです。

 

講座会場であなたにお目にかかれることを願っています。

北海道滞在中の堀田圭江子より