堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

日本語って本当に美しい言語です。

でも、間違って使っていたり
造語がはやっていますね。

そして、
イントネーションもぐちゃぐちゃ(笑)。

かくいう私も自信ないですけど…。

個人的に方言が大好きなんです。

北海道生まれですけど、両親は九州人。

おかげでバイリンガル(笑)。

 

大学の時
地方から出てきた友人たちが話す「方言のとりこ」になり
いろんな方言を真似っこばかりしてました。

今、音楽療法のセッションで活かされています。

 

特に高齢者の音楽療法では

標準語で話してもなかなか反応がない人でも

方言で話しかけるとちゃーんと答えてくれるんです。

 

で、
どうして方言に反応するのかと
いうといろいろ理由は考えられますが

音楽的に言うと
言語もメロディーに置き換えているんだと思います。

 

言葉にはイントネーションがついていますので
抑揚ともいいますが
それは音の高い低いってことでもあります。

ずばりメロディーですよね。

 

そういえば
私も小さい時に覚えた英語やイタリア語の歌は、
正確な単語すら知らなかったのに歌っていました。

現在も
会話の中でのちょっとしたイントネーションの違いを見つけては
ひとりで楽しんでいます。

会話もいろんな音に聞こえるんですよね。

不思議です。

 

でも、

せっかく美しい日本語がはなせる民族なんですから

美しく発音して

大切にしていきたいものです。